今年の夏そば、種蒔きはじまりました!


最近何かと忙しい赤城深山ファームの高井雄基です。

先日より夏そばの種蒔きが始まりました!霜の心配などございますが、どうやら週間天気予報を見ても5月並の陽気ということで一安心しております。また、冷え込んだとしても春風が吹き続けるだろう、ということで霜は降りないのでは、と予想しております。

夏そばを播種するにあたって畑に施したこと↓

〇醗酵鶏糞・ソバ殻・土壌改良剤の散布

※土壌改良剤とは自然鉱物などを指し、農薬ではございません。家庭菜園などで灰などを使用するアレも土壌改良剤です。

〇トラクター掛け3回・プラソイラ1回

※プラソイラとは、畑に50cmほどの深さまで爪を立て、畑全体の土を柔らかくする農業機械です。

〇場所によりけり鹿の防護柵設置

※写真はFacebookにあります!

〇水はけを良くするための暗渠作り

※暗渠とは、畑を掘って道を作り、そこに竹や木、そば殻などを入れて、また埋める、という方法です!

このくらいでしょうか・・・?ちなみに鹿の防護柵は全額自費なので負担が大きかったですね・・・

しかしながら30aの畑を全て鹿に食べられてしまい、10kgもソバが取れない、なんてことがあるので、いづれにしろ打たなければならない策でした。

ここでよく聞かれる質問に個人的にお答えしたいと思います。

ーーそばって痩せた土地の方がいいんじゃないの?ーー

よく聞かれますね。これは少々逆説的に言われているのではないかと思われますが、そばというものは強い作物です。その為、痩せた土地でも栽培することが出来る。このことに由来しているのだと思われます。肥料を与えない方がいいかどうかという問題に対しては、そもそも生物学的に多量必須元素と微量必須元素は欠かせないものです。農芸化学では有名なリービッヒという学者がこう言っております。「植物の生長は、必要とされる無機養分のうち最も少ないものによって決まる」過去にももしかした私が行ったことがあるかと思いますが、ことソバに関しては吸肥能力が高いと言われているので、最小の栄養素が与える影響はかなりシビアなものになると思われます。

つまり、純粋にそばを収量良く育てるのであれば痩せた土地よりは元気な土地の方がいいのでは?と思いますね。

ーーじゃあ元気な土地の方が美味しいそばが出来るの?ーー

分かりません。痩せた土地の方が美味しいという方もいます。逆に元気な土地の方が美味しいという方もいます。十人十色、誰にだって味の好みはありますし、美味しい、という感覚はその人個人の物であって誰であろうとこれを変えられないと思うんです。わたしは山椒が好きで、父は嫌いです。でも私は父に山椒食べさせようだなんて思いません。逆に父も私に干し柿を勧めません。とても内輪な例を挙げてしまいました(笑)

蕎麦、と一括りにしても、様々な種類が実はあるんです。

折角、こんなに選択肢の多い国にいるのだから、自分なりの美味しいを探す、探せることが幸せなんじゃないかなって思います。みなさんも全国津々浦々の美味しいお蕎麦を召し上がってみてはいかがでしょうか?

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